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類人猿の祖先に近い化石=幼児頭骨、ケニアで発見

現在の類人猿の祖先に近い頭骨化石。ケニアの約1300万年前の地層から発見された(トゥルカナ盆地研究所のアイザイア・ネンゴ博士提供)

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 アフリカ・ケニア北部の約1300万年前の地層から、現代の類人猿の祖先に近いとみられるほぼ完全な頭骨化石が発見され、新種に分類された。同国のトゥルカナ盆地研究所や米ストーニーブルック大などの国際研究チームが12日までに、英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

 頭骨化石はレモン程度の大きさで、上顎に乳歯の根元が残り、まだ生えていない永久歯が埋まっていた。生後1歳4カ月程度の幼児とみられる。アジアのテナガザル類に似ているが、頭骨内部をX線で詳細に解析した結果、テナガザルのように長い腕で木から木へ素早く移動する能力はなく、比較的ゆっくり動いたと考えられる。

 小柄な類人猿であるニャンザピテクス属の新種に分類され、種名は先祖を意味する現地語から「アレシ」と名付けられた。

 アフリカではチャドで700万〜600万年前と推定される最古の人類頭骨化石が発見されているが、1700万〜700万年前の年代は人類や類人猿の完全な頭骨化石がこれまで見つかっておらず、進化の過程を探る貴重な手掛かりになるという。 

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