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携帯電話の長時間使用で脳腫瘍に、原告の主張認める 伊裁判所

携帯電話を使う男性。フランス・カンヌで(2015年5月12日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】イタリアの裁判所がこのほど、携帯電話の長時間にわたる使用が原因で良性の脳腫瘍ができたと訴えた男性労働者の主張を認め、社会保障当局に賠償するよう命じた。

 イタリア北部イブレア(Ivrea)裁判所の判決は11日に言い渡されたが、20日に初めて公になった。今後、不服申し立てが行われる可能性もある。

 訴えを起こしたのは、ロベルト・ロメオ(Roberto Romeo)さん(57)。裁判では、15年にわたり、仕事で日々3〜4時間の携帯電話の使用を余儀なくされていたと話した。

 ロメオさんは、携帯電話を悪者扱いしたくないとしながらも、使い方にはもっと気を付ける必要があると話す。そして、「最初は、右耳が常に詰まったような感覚があった。2010年に腫瘍と診断されたが、幸いなことに良性だった。ただ、聴覚神経を切除する必要があり、今は何も聞こえなくなった」とこれまでの経過を説明した。

 専門家は、腫瘍とその治療により、ロメオさんの身体機能の23%に支障が生じたと算出。これを受けて裁判所は、損害賠償として月々500ユーロ(約5万9000円)を支払うよう国民労災保険協会「INAIL」に命じた。

 携帯電話による健康へのリスクの有無を調べた研究の大半は、一般的な使用であれば、人の健康を脅かす深刻なリスクはないと結論付けている。

 しかし、過度の使用で一定のリスクが生じる恐れがあるとする研究結果もあり、多くの専門家らは、この比較的新しいテクノロジーに対して適切な評価を下すのは時期尚早との見解を示している。
【翻訳編集】AFPBB News

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