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使い勝手を追求してフルカスタマイズも可能なエルゴノミックキーボード「Keyboardio The Model 01」



「妥協なきタイピストのためのキーボード」としてGIGAZINEでも記事にしていた自作エルゴノミックキーボードが完成し、Kickstarterでのキャンペーンが開始されました。「The Model 01」と名付けられたモデルは左右分離型の木製ボディを持ち、指の形に沿ったキー配置が特徴的なキーボードとなっています。

The Model 01: an heirloom-grade keyboard for serious typists by Keyboardio - Kickstarter

https://www.kickstarter.com/projects/keyboardio/the-model-01-an-heirloom-grade-keyboard-for-seriou

The Model 01がどのような製品なのかは、以下のムービーなどを見るとわかるようになっています。

1日の多くをPCの前に座って過ごす人も多い現代ですが、文字の入力に使うキーボードの形状は真四角の本体にキーが整然と並んでいるものがほとんどです。



このレイアウトは、かつてのタイプライターが発明された頃と基本的に同じもの。使う人の使い勝手や、手首や指の仕組みを考慮したものとはいえない形状が長年使われてきたといっても過言ではありません。



そんな使いにくさを改善するために、数々のこだわりをもとに開発されてきたのが「Keyboardio」のキーボードです。



Keyboardio初のモデル「The Model 01」は2年半という開発期間を経て設計されたキーボード。左右分離型の蝶のような形状もさることながら、人間の指の形状にフィットするように配置されたエルゴノミックデザインが盛り込まれたキーの配置が特徴的です。



右側をアップするとこんな感じ。本体はなんと無垢の木材を削り出したもので、滑らかに仕上げられたエッジの処理が見事。よく見ればキーの配置は指を動かしやすいように真ん中がくぼんだ状態にデザインされています。



とはいえ、Keyboardioの「The Model 01」が世界初の左右分割式のエルゴノミックキーボードというわけではありません。過去にはIBM製の「M15」というモデルがあったり、日本のパーソナルメディア社製「μTRON(マイクロトロン)キーボード」は2015年時点でも入手が可能です。



実は、KeyboardioのスタッフもμTRONを気に入って愛用していた時期があったとのこと。しかし、さまざまな事情でアメリカではμTRONを手に入れることが難しかったために、Keyboardioはオリジナルモデルの開発を進めることになったという背景があるのです。

最初は軽い趣味のレベルで始めたというキーボードづくりですが、さまざまな課題に直面しながらも次第に内容が本格化。自前の基盤を製造したり、3Dプリンタを使った開発が進められたそうです。



開発途中では、透明のアクリル板を使ったモデルやさまざまなキー配置などが考案され、何十種類というプロトタイプが作成されたとのこと。



そうやって生みだされたのが「The Model 01」というわけです。この写真でもわかるように、内部にカラーLEDが埋め込まれており、自由に色を変えられるようになっています。



また、左右分割式の本体はさまざまな使い方が可能。机の上にそのまま置いたり、三脚に取り付けて浮かせたり、角度を付けて連結したり完全に左右を分割させてしまうことも可能。ユーザーの利用環境に応じて自由度の高い設計になっているというわけです。



左右を連結する2種類の金属製プレートも付属しています。



以下の画像をクリックすると、実際にThe Model 01で入力している様子をGIFアニメで見ることができます。



The Model 01のキー配列は以下のような感じ。ひと目見ただけでは少し混乱するかもしれませんが、よく見ると一番上には数字キーが並び、その下には一般的なqwerty配列のキーボードになっているのがわかります。一般的に一番大きいスペースキーは、右手の親指を伸ばしたあたりの「spc」と書かれたキーに割り当てられている模様。また、Shiftキーが親指の位置にあるので親指でShiftキーを操作する「親指シフト」に対応しているのもポイントといえそうです。



最も手に近い位置にある「fn」と書かれたファンクションキーを押すと、キー配列が一時的に切り替わります。この状態だと「F1」から「F12」のファンクションキーを使えるようになったり、画面ジャンプなどさまざまな追加機能を使うことが可能になります。



1つ気になるのが、通常なら右手の小指を伸ばしたあたりにある「Enter」キーの姿がどうやら見当たらないこと。Kickstarterのページではこの点を指摘する声も挙がっているので、実際に出荷されるまでに何らかの改良が行われるのかもしれません。

The Model 01はその心臓部に自作マイコンボードの「Arduino」を採用していることから、ユーザーによる自由なカスタマイズが可能なのも従来の市販キーボードにはない大きな特徴といえそう。



Keyboardioでは、The Model 01に出資した全てのユーザーにソースコードを提供することにしており、知識がある人ならば誰でも自分好みに改良を加えられるほか、改良したコードを公開して全世界のユーザーに向けて配布することもできるようになる予定とのこと。



The Model 01はクラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募集中。目標金額の12万ドル(約1500万円)に対し、記事作成時点では世界中の出資者から約29万8000ドル(約3650万円)の出資が集まっています。

299ドル(約3万7000万円)の出資でThe Model 01を台ゲットすることが可能で、2台の場合は549ドル(約6万7000円)となります。また、高級木材のマホガニーを使ったリミテッド・エディションが999ドル(約12万円)で用意されているほか、2900ドル(約35万4000円)の10台セット「スタートアップパック」や、Keyboardioと協力してフルオリジナルモデルを開発できる「ビスポーク・キーボード」プランが9999ドル(約120万円)で用意されています。



日本への発送には、プランに応じて34ドルから140ドル(約4200円〜1万7000円)の送料が別途必要。出資の締め切りは日本時間で2015年7月16日(木)午前11時ちょうどとなっており、出荷時期は2016年4月ごろが予定されています。

The Model 01: an heirloom-grade keyboard for serious typists by Keyboardio - Kickstarter

https://www.kickstarter.com/projects/keyboardio/the-model-01-an-heirloom-grade-keyboard-for-seriou?ref=popular

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